Mittwoch, 23. Februar 2011

モモは、今五章を呼んでいます・・・
三章で訳が止まっていますが・・・

Sonntag, 20. Februar 2011

haben+zu+infとsein+zu+infの使い分けは?

すっかり忘却の彼方なので、まとめる。

助動詞を使わずに、助動詞的機能をもつhabenとseinの使い方について。

①haben+zu+inf
→müssen,sollen
→モノではなく、行為の主体が重要。
→「誰某は~しなければならない」と訳し、受動的な意味はない。
注・könnenの意味はない。
例文・Ich habe die Aufgabe zu erleidigen-Das Essen ist zu zahlen

②sein+zu+inf
→können,sollen,müssen
→行為の主体ではなく、物が重要。
→モノは~されなければならない と訳し、受動的な意味になる。
例文・die Aufgabe ist zu erleidigen.

③lässt sich +inf
→können
→モノは~されなければならない と訳し、受動的な意味になる。



Montag, 14. Februar 2011

モモ第三章②

 すると、100匹ものカエル兵たちが、「イルカ」と呼ばれている、熟練のフランコ大尉の指揮のもと、海の中に飛び込んでいった。ものすごい戦闘が海の中で起こり、海の表面は、泡だらけになってしまった。しかし、この兵隊たちは、戦闘で成果を上げられなかった。捕まった女の子二人を、助けることはできなかった。この巨大な怪物クラゲの力は、強すぎるのだ。
「・・・何かが・・・」額にしわのある大学教授が、助手たちに言った。「この海の中には、ある種の巨大成長を促進する何かがあるらしいぞ!実に興味深い」
 そうこうしているあいだに、ゴードン船長と、彼の第一航海士ドンメルは、協議し、一つの結論に至っていた。
「戻れ!」ドンメルは叫ぶ「皆のもの、船に帰還せよ!我々はただいまより、この化け物を真っ二つに切断する。それしか女の子たちを助ける道はない!」
「イルカ」大尉と、カエル兵たちは、船の上によじ登って戻ってきた。すると、あるご丸は、少しばかり後退し、その後全速力で、巨大なクラゲめがけて全力で突進した。この鋼の船の船首は、ひげそりのようにするどいのである。音もなく、そして振動もなく、そのするどい船首は、その巨大イルカは真っ二つに切断した。
 確かに、クラゲの腕に掴まれた二人の女の子にとっては、極めて危険である行為には違いない。がしかし、第一航海士ドンメルは、二人の位置を極めて正確に計算し、二人のちょうど真ん中を突っ切ったのであった。間もなく、二つに分かれてしまった巨大イルカの腕は、彼女たちの体から離れ、力なく下へ垂れさがり、二人は、助かることができた。
 二人は、船の上で、歓喜の祝福とともに、迎えられた。アイゼンシュタイン教授は、二人の女の子の方へ歩み寄り、言った。「私の責任だ。私は君たちを下へ探索に送るべきではなかった。どうか、許してほしい!私が君たちを危険にさらしてしまったことを!」
 「許すも何も・・・教授・・・」女の子のうちの一人が答え、そして、にこっと笑って言った。「そのために私たちは一緒に航海をしてきたんですよ」
 そして、もう一人の女の子も、付け加えた。「危険なことをすることが、私たちの仕事です。
 しかし、もはやこれ以上言葉を交わす時間はなかった。彼女たちを救助しているうちに、船長と乗組員たちは、海を監視することをすっかり忘れていたのだ。この間に、さまよう颱風は地平線の彼方に姿を現した次の瞬間に、ものすごい速さで、あるご丸にむかって近づいている、ということを気付くのに、ぎりぎり間に合ったのだった。
 鋼の船に、強力な第一波が襲う。その波は、船を、上方に押し上げ、少し離れたところへほうり投げ、船は50メートルはあろう船底へと落下した。
 この第一波ですでに、あるご丸の船員よりも、経験が浅く、勇気のない海の人間だったら、船上にいる半分は波に流され、もう半分は気絶してしまっただろう。しかし、我らがゴードン船長は、まるで何事もなかったかのように艦橋の上にどっしりと仁王立ちをし、船員たちも動じずに堪えていた。このような荒い航海に慣れていない、美しいモモザンだけが、救命ボートに捕伏前進して入り込んでしまっていた。あっというまに、空全体が真っ暗になっていた。嵐が唸り声をあげながら船の上へやってきて、船を塔の高さまで持ち上げたと思いきや、こんどは下にむかって投げつけた。颱風はあるご丸が、攻撃にも平然としていることに、時を刻むごとに、怒りを増しているようであった。
 静かな声で、船長は指示をだした。その指示を、第一航海士が大声で全員に伝えた。すべての船員が、その指示に従い、持ち場についた。
 アイゼンシュタイン教授や、彼の助手ですら、彼らの精密機械をなげうって、保身に走ることはなかった。彼らは、この嵐の中心に行くために、それがどこであるかを計算した。ゴードン船長は、内心、自身や、海の人間たちのように、海に慣れていない彼らが、この大荒れの海と対峙しているこの科学者たちの冷静さを、賞賛した。
 稲妻がこっちに向かって落ち、鋼のあるご丸に直撃をした。それゆえに、この船は、すっかり帯電をしてしまった。どこかに触ると、そこから火花がとんでくる。しかし、そのために何カ月ものハードな訓練を受けてきたあるご丸の船員達である。このくらい、屁の河童である。

Donnerstag, 10. Februar 2011

Türken - Türkischer Film auf deutsch



お勧め映画です。
え、わからない?同時通訳致します!いくつかわからんところありますが

<翻訳>モモ第三章1

モモが、聞くことに関して、大人が相手だろうと、子どもが相手だろうと、その対応にどの種類の違もなかったことは、もはや自明である。
しかし、それとはまた別の理由で、子どもたちは、この古い円形劇場に来ることを好んだ。モモが個々に来てからというもの、今までにかつてないほどに、子どもたちは楽しく遊べるようになった。退屈な時間なんて、微塵もない。モモが、何か素晴らしい遊びを提案したわけでは決してなく、彼女は、単にそこにいて、一緒に遊んでいただけである。彼女がそこにいるだけで、なぜだかは誰にもわからないけど、子供たちに、とてもよいアイデアが浮かんで来るのである。彼らは、毎日、より楽しい遊びを発明していた。

蒸し暑く、重圧的なある日、10~11人ぐらいの子供たちが石段の上に座り、モモの帰りを待っていた。モモは、ときどき彼女がそうするように、近くをあてもなく散歩するために、少しの間、外出中だった。空には、分厚くて真黒な雲がぐずぐずと居座っており、まもなく雷が落ちんばかりの天気であった。
「うち、家に帰ろかな」そばに小さな妹を連れた女の子がった。「うち、雷こわい・・・」
「家に?」眼鏡をかけた男の子が聞いた。
「家に居たら、雷怖くないんか?」
「怖い」その女の子は答えた。
「じゃあここにいてもええのんちゃう?」男の子は主張した。
女の子は肩をすくめ、うなずいたしばらくすると、その女の子は口を開き、言った。
「モモ、全然帰ってこーへんね」
「それがなんやねん」今度は、ちょっとっだらしない服をきた男の子が会話に入ってきました。「たとえモモがいなくっても、俺たちは遊べるで!」
「そうね、でも何するん?」
「それはわからん。けど、ともかくなにかしようや!」
「何もアイデアがでてないやん。なにかいいアイデアがある人おるか?」
「俺あるよ。」女の子のような高い声をした、まんまるとした男の子がこたえた。「この廃墟全体を、大きな船に見立てて、冒険者として、未知の海を航海するんだ!俺が船長で、君が第一航海士。君が自然研究者、さしずめ大学教授だ。というのも、これは学術探検だからね。わかったかい?他の子たちはみんな乗組員をやってくれ」
「ねえ、私たち女子はなにすればええ?」
「女乗組員!これは未来の船や」
なんと良いアイデアであろうか。彼らはその探検ごっこをしようと試みた。しかしなかなかうまく団結できず、流れに乗せることはできなかった。ちょっとすると、みんなまた石段の上に座り込み、モモの帰りを待ったのであった。そして、モモが帰ってきた。

ざぶーんざぶーんざぶーん

研究船あるご丸は高低する波に乗り、静かに揺れていた。静かな運航だが、船は力一杯に、南のサンゴの海へと、前へ前へ突き進んだ。
遠い昔から、その危険な水域を航海することを誰もしようとはしてこなかった。というのも、ここは、浅瀬や、サンゴ礁がおおく、座礁してしまう恐れもあったし、それに海の怪物がうようよしていたからだ。そして何より、ここには、「永遠なる颱風」と呼ばれる、かつて一度も収まったことのない熱帯の旋風を伴う嵐が居座っている。この「永遠なる颱風」は、まるで生き物、いや、狡猾な怪物のように、たえず、この海域を行ったり来たりしていたのである。彼の足取りは予測できない。そして、この台風の巨大な爪に捕まったが最後、マッチ棒の細さまで粉々にされるまで、彼はつかんだものを手放さないのである。

もちろん、研究船あるご丸は特別な手法で、この「永遠なる颱風」との遭遇に備えていた。あるご丸はその全体が、まるで剣のように弾力性があり壊れない性質を持つアラモントの鋼でできている。そして、特別な製造手法により、溶接部や縫い目がなく、それ一つで全体となっているのであった。

そんな船でも、もし、別の船長や他の研究団だったらば、この危険に自身の身をさらす勇気はなかっただろう。ゴードン船長には、しかし、その勇気があった。自信満々に、彼は司令塔から向こう奥にいる船員たちを見た。彼ら一人一人、それぞれの専門分野で試験を勝ち抜いた専門野郎たちである。
キャプテンの隣には第一航海士が立っていた。その男、ドンメル。すでに127回のハリケーンに打ち勝ってきた、昔堅気の実直な、海に生きる男である。
そのさらに後ろのサンデッキには、この学術冒険の研究リーダー、アイゼンシュタイン教授がいる。かれは、記憶力抜群の二人の助手、マウリーンとザラを連れている。この二人はそのものすごい記憶力を持ってして、図書館の代わりを務める。この三人は、彼らの精密機器の上にかがみこみ、彼らの難しい専門用語で、ひそひそと話し合いをしていた。
彼らから少し離れたところに、この地方出身の美しいモモザンが、足を組んで座っていた。ときどき研究員が彼女に、この海の特性について尋ねると、彼女は美しいフーラ弁で答えるのであった、フーラ弁を理解できるのは、教授だけである。
この学術探検の目的は、この「さまよう颱風」の原因をつきとめ、そして可能であるならば、その原因を除去し、また再び、他の船も航行できる海にすることだった。しかし、未だ、あたりは静まり返っており、台風の気配を感じることはできなかった
突然、船の監視台にいた男の叫びが轟き、船長の思考を遮った。「せせせ船長!」
彼は手をメガホンのように丸めて、下に向かって叫んだ。「私がくるってしまったのか、それとも私がガラスの島を前方に発見したのは現実なのか!」
船長とドンメルは、すぐに彼らの双眼鏡で、遠方を見た。アイゼンシュタイン博士や、そのアシスタントたちも、興味津々で、そばによってきた。美しいモモザンだけが、冷静に鎮座していた。彼女が属する民族の不思議なしきたりで、何かに対して好奇心をあらわにすることを禁じられているのである。
間もなく、ガラスの島に着いた、教授は、縄ハシゴで、船の外壁を伝いながら降り、透明な地面に降り立った。この島の地面は、とてもツルツルしていて、アイゼンシュタイン教授は、彼の二本の足で、立っているのが精いっぱいだった。この島全体は、まるく、そして、直径はおおよそ20mといったところだった。

その島の真ん中は、ドームのようになっていた。教授はその頂上に到着するなり、この島の内側不覚に、明らかな脈打つような光を目にした。彼は、彼のこの発見を、船の手すりでワクワクしながら待ってる他の人たちに伝えた。
「となると、、」マウリーン助手が言った。「これはきっとオッゲルムンプフ・ビストロズィナリスだわ」
「ありうるわね」ザラ教授が同調する。「でも、シュルックラ・タペツシフェラってこともありうるわ」
アインシュタイン教授が立ち上がり、ずれたメガネを元に直し、上に向かって叫んだ。「私の見解では、これは単に、よく知られているシュトルンフス・クヴィートィシェンヌスの変種ということで、いいだろう。しかし、下からこれを研究するまでは、断定はできん」
教授がこういったのを受けて、下からこの物体を研究するために、三人の乗組員が、飛び込み、青い深い海に消えていった。彼らは世界的に有名な潜水の選手であり、合間にすでに、潜水服をきていたのであった。
 しばらくすると、気法だけが海の表面に現れた。しかし、その直後、突然一人のザンドラという名前の女の子が水面から顔を出した。彼女は、息を切らせながら、言った。「これは、巨大くらげよ!残りの二人は巨大くらげの触手につかまってて、身動きが全く取れないの。手遅れになる前に、彼女たちを助けなきゃ!」
そう言い残して、彼女はまた海の中に消えていった。


つづく


Mittwoch, 9. Februar 2011

10日、11日には、二章を事情により飛ばし、三章から訳します。
三章少し長いので、3つぐらいに分けます。

独和最高です。でも、ほんとはもっと詳しい独和がほしい・・・もっと言うと文法書も・・・

Sonntag, 6. Februar 2011

モモ第二章(仮)

その時から物事はうまく進んでいった。少なくとも彼女はそう思った。

彼女は今やいつも、食事に困ることなく、ふつうの人々が食事を調達するぶんだけの時には多く、時には少ない食事をとっていた。彼女は、屋根があって、ベットもある部屋に住み、寒いなと感じたときは火をおこす暖炉もあった。そして、最も重要なことは。。。彼女にはたくさんのいい友達がいた。

モモとても親切な人々に恵まれ、本当に大きな幸せを得たと、人々は今は感がる事ができただろうし、モモ自身もそれに完全に同じ意見だった。そして、周りの人々も、彼ら自身も決して少なくない幸せを得たということに、ほどなくして確信をもって気付くのであった。彼ら自身もモモを必要としており、彼らが、モモのいなかったころがいかなるものだったかということを考えた。そして、その幼いモモは彼らと一緒にいる時間が長くなるほど、彼女は彼らに不可欠なものになっていた。モモはある日を境に????

 ほどなくして(?)モモは実に多くの訪問客を迎えた。人々は困った様子で彼女のそばに座り、彼女と会話をする人を常にじっと見つめた。そして、彼女を必要としているのに、彼女のもとへ行くことのできない人は、彼女のもとへ、迎えを送った。さらに、彼女が必要であるということに気づかない人には、みんながその人に対して言うのだった。「モモのところに行ってきな」と

「モモのところに行ってきな」という文は、近所に住む人々の間で、次第に語り草となった。人々が「またね」とか「いただきます」とか、「神のみぞ知る」と同様に、機会あるごとに「モモのところに行ってきな」と言っていたのである。

でもそれはなぜなのだろうか?モモは、どんな人間にも良いアドヴァイスができるような、信じられないほど明晰だったのだろうか?慰めを必要としてる人あれば、その人にあった、正しい言葉を見つけたのだろうか。彼女は絶妙な判断を下すことができtのだろうか。

答えはノーだ。モモは他の子供と同じように、それらすべての子とはほとんどできなかった。

モモはおそらく人々を良い気分にさせることができたんじゃないだろうか?彼女は、たとえば、歌声がきれいだったりしたのではなかろうか?もしくは、なにか楽器が弾けたとか?もしくは彼女は、なんせサーカスみたいなところに住んでいたんだから、やはり踊ることや、アクロバティックな名人芸を見せてくれるんではないだろうか。

ノー。それも間違い。

じゃあ彼女は魔法が使えたのか?もしくはすべての人々の心配や貧困を取り除くことあできる秘密の言葉でも知っていたんじゃないか?手相を読めたり、未来を予言することができたんじゃなかろうか?

そのどれでもない。

他の人ができなくて、彼女ができること。それは「聞くこと」だった。

それって何も特別なことではないだろう!ここで読者諸君は不満を言うかもしれない。聞くことは、誰にだってできるのだから。

しかし、それは間違いである。本当の意味で「聞く」というのは、本当にわずかな人にしかできないことである。そしてモモのように「聞くこと」を理解している人は、ごくごくまれであった。

モモは、愚かな人々に、とても賢い考え方を思いつかせるような聴き方をした。他の人たちが必要としているそのような考えを言ったり、聞いたりしなかった。彼女は単にすべての注意力を駆使し、同情の気持ちで、彼らの前に座り、そして文字通り「聞いた」のである。その時彼女は、大きくて、真黒な瞳で人々を見つめ、