Freitag, 19. November 2010

22:00
大きな町の南の端のほうにいくと、すでに野原が広がっていて、小屋や家々がますますみずほらしくなっていく。そんな場所に、松の林に隠れたところに、小さな野外円形劇場の廃墟があった。それはかつても豪華さに欠け、東寺においても、いわば貧しい人たちのための劇場であった。我々の時代、すなわちモモの物語が始まる時代には、その廃墟はまったくもって忘れ去られていた。考古学者の一部はそれを知ってはいたものの、もはやこの廃墟に関心がなかった。というのは、そこにはもはや研究すべきものがなかったからだ。その廃墟は、大きな町にある他の観光名所と比べても見どころもない。ときどき数人の観光グル―プがこの廃墟に迷い込こむ。草が茂った客席によじ登って、わいわい騒いで、記念写真をとったら、またどこかに去ってしまう。そしてまた石でできた廃墟に静寂が戻り、セミたちがまた、終わりのない合唱を始める。ついでに言っておくと、依然と全く変わり映えのしない歌である。
22:36
ちと休憩 まだまだ続くよ!
23:07
実際には、その廃墟の近くに住む人々だけは、この奇妙で丸い建築物の存在を知っていた。彼らはそこにヤギを放牧したり、子どもたちはその丸い場所を、ボール遊びの場所に使ったり、ときどき、カップルが夜中にそこで会っていたりした。(いかがわしい!)
しかし、ある日、その周囲の人々の間で、最近誰かがその廃墟に住んでいる、という噂が広がった。それは子供で、おそらくちいさな女の子。ただし、ちょっと不思議な服装をしているので、誰も確かなことは言えない。モモとかそれに近い名前らしかった。
モモは実際、いくらか奇妙な外見をしていた。そして、服装というものは清潔であるべきで、きちんとしておくべきだという点を重要視する人間にとっては、ひょっとすると少し驚かせるような服装だった。
23:15
だんだん面白くなってきました
2355
せっかく書いたのに消えました
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彼女は小さくて、とても痩せていたので、人々は彼女が8歳なのか12歳なのかという彼ら一番の興味をうかがい知ることはできなかった。彼女は、ボウボウで、真黒なカールの髪の毛をしていた。それはあたかも一回も櫛やハサミで手入れをしてないかのような外見だった。彼女はまた、大きくて、とてもきれいで、おまけに真黒な目と足をしていた、目と足の色が全く同じなのは、彼女はたいていはだしで歩いていたからだ。冬だけ、ときどき靴をはくけれども、両足の靴は同じものではなく、さらには彼女には大きすぎるものだった。(モモが何も持っていない、ということを考えれば、それはたとえばどこかで見つけたか、貰ったのである。?)
彼女のスカートは、さまざまな布の切れはしがぐちゃぐちゃに縫い合わされていて、長さは彼女のくるぶしほどもあった。
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その上に彼女は古くて、これまたとても幅の広い男性用コートを着ていた。その袖を彼女は手首までまくりあげていた。彼女はまだまだ成長すると将来のことを見越していたので、袖を着るということはしたくなかった。そして、いつか、彼女は本当にきれいで実用的なコートをたくさんの鞄を発見するなんて、誰が想像しえただろうか。
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新しいコートとかばん?接続法二式ですが、未来に関する実現可能?
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廃墟の草で覆われたステージの下に、半分崩れかかった小部屋があって外壁の穴から中に入ることができた。モモはそこに家具を整え、家としていた。
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そろそろ寝ます。
今日は単語を、なるべくモモに即して別の紙に書きとめてみました。先週の分から総合すると、8×13+4=104+4だから108個ですか。でもだんだん早くなっていくでしょうね。そう願いつつ。面白くなってきたので、ストレスフリーです。

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