Freitag, 26. November 2010

とある日のお昼ごろ、何人かの大人の男女が近隣からモモのもとに、モモに根掘り葉掘り質問しようとやってきた。モモは彼らの向かいに立ち、不安そうなまなざしで彼らを見つめていた。というのも、彼らがモモを追い払おうとしてるのではないかと恐れたからだ。しかし、モモはすぐに彼らが友好的な人たちであることに気付いた。彼ら自信も貧しく、生活というものを知っていた。
「ねえ」男性陣の一人が言った。「ここを気に気に入っとるんか?」
「うん」とモモは答えた。
「君はここにずっとおるつもりか?」
「そうね」
「でも、君はどこにも行くところがあらへんの?」
「ないわね」
「思うに、君はおうちにかえらなくてもええのん?」
「私はこの家にいるじゃない」モモは素早く断言した。
「どっから来たん?お嬢ちゃん?」
モモはおぼつかない手つきで、どこか遠くを指差した。
「一体ご両親はだれなんや?」その男はさらに追及する
モモはその男や他の人々をどうしてよいかわからない様子で見、少しばかし肩を上にあげた。人々はお互いに目配せし、ため息をついた。
「心配することあらへん」その男は続ける。
「我々は君を追い出そうなんて思ってへんねん。きみを助けたいとおもってるんやで」
モモは黙ったままうなずいた。でもまだすべてを納得したわけでもなかった。
「君の名前はモモっちゅうんちゃうかったかな?そやろ?」
「そうよ」
「そりゃかわいい名前や。まだ聞いたことの名前やけどな。で、その名前は誰がつけたんや?」
「私」モモは言った
「ちゅうと君が自分でそう名付けたんかいな。」
「そう」
「一体いつ生まれたんや」
モモは考え込み、そしてやっと口を開いた「私が思いだせる限りでは、私はずぅっとここにいたわ」
「君が知っているところの、おばちゃんや、おじさんも、おばあちゃんも、もっというと家族はいないのかい?(なんとなく意味はわかるのだけれども、直訳できない)」
モモは男をちらっと見て、しばらく沈黙した。
そして呟いた。「私はこの家にいるの」
「さよか。」男は言った。「でも君はほんの子供や。実際何歳なんや?」
「ひゃく」モモはためらいながら答えた。
人々はそれがジョークの一種だととらえて笑った。
「なるほどな、で、本当に何歳なんや?」
「ひゃくに」モモは答えた。依然として、いくばくか自信がなさげであった。
人々が、この子が、どこかで小耳にはさんだ、いくつかの数を表す言葉しか知らないということ、そして誰も彼女に数を数えることを教えなかったので、それ以下の数字を連想することができない、ということを気づくまでに、いくらか時間がかかった。
「よくきくんやで」男は他の人々と相談したのちに、そういった。
「我々が警察に、君がここにいるって伝えることは、君にとって適切なんとちゃうやろか?(控えめな提案)そしたら君は、食べるものをもらえたり、ベットで寝れたり、計算や読み書きやいろんなことを勉強できるようなおうち(実際には施設なんだろうけれども、Heimってなんかおうちっていうイメージがある)に行くことになる。これについて君はどうおもうやろか?え?」
モモは彼をびっくりした様子でみた。
「いやよ」彼女は呟く。「そこに行くつもりはないわ。私そこに一回いたことがあるの。他の子供たちもそこにいたわ。窓に柵がついてた。毎日毎日、理不尽に殴られるの。私は夜に壁をよじ登ってそこから逃げたわ。私は二度とあそこには戻らない。」
「それは理解できる」一人の年老いた男性がそう言い、うなずいた、そして人々もその子を理解し、うなずいた。
「それはいいけど」一人の婦人が口を開いた「でもあなたはまだ小さいわ。誰かがあなたをせわしなくちゃいけないでしょ。」
「私(が私の世話をする)」モモはほっとしたように答えた。
「あなたにそれができるっていうの?」その婦人は問う。
モモはしばらくだまり、そして静かにこう言った「わたし多くのものを必要としないもの」
再び人々は目配せをし、ため息をつき、うなずいた。
「モモ、しっとるか?」初めに話しかけてきた男の人が、また言葉を発した。「我々はおそらく我々の中野一人が君をかくまうこともできると考えてるんや。我我はたしかに住んでる家も小さいし、多くは、すでに食べさせなきゃいけないたくさんの子供がおる。それでもしかし、我々は、(わからない)これについてはどう思う?え?」
「どうも御親切に」モモは言った、そして初めてわらった。「どうもありがとう。でもあなたたちは、単純に私をここに住まわせることはできないの?」
人々は行ったり来たりしながら長い間話し合い、最終的に彼女の言い分に同意した。
彼らは、この子が彼らのもとで生活するのと同じような生活をができると考え、また、いずれにせよ、一人が我々のうち一人が面倒を見るより、みんなが一緒にめんどうを見たほうがより容易であるだろうことから、彼女をみんなで一緒に世話をしようと考えた←まったくもって自信なし。
人々はすぐに、半分倒壊した石造りのモモが住んでいる部屋を掃除して修理をし始めた(so es gut gingそのたもろもろわからない)彼らのうちの一人で、むかし石工をしていた男は、さらに小さな石造りのかまどを作った。錆びた暖炉の室内煙突も手に入れた。一人の年老いた家具職人がいくつかの木箱から、かわいい机と二つの椅子を組み立てた。


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